いよいよ今日から文化祭。人数も増えその分
見ごたえもしっかりある展示に仕上がり
ました!これから一週間存分にお楽しみくだ
さいね。では早速ご紹介していきます。
須江しのぶさん
「その日の好きな色、好きな大きさの筆や
指を使って描いた作品です。時には上から筆を
落としたり勢いよく線を描いたりトントンと
優しく筆を置いて描く日もあり絵がどんどん
変化していきます。額に入っているのは最初
の作品です。裏にも表にも色をつけた作品は、
そのどちらも楽しめるようにガーラントに
仕上げました。変化して来た模様ゆっくり
ご覧くださいね。」
窪田 慎さん
「ぽけっとで藤原先生と一緒に取り組んで
きたこともあり、身近でもある「染めもの」
に挑戦!絞りの中に入れる物を選んで自分
で輪ゴムを掛けました。次に針で縫っていき
刺し子にしました。布を濡らしてその粉を
入れ鍋の中で混ぜ、しっかり色が付くように
浮いてくる布を箸で押して染み込ませました。
乾いた後は縫った糸を力強く引っ張って抜き
ました。仕上げに布の上と下を縫い合わ
せタペストリーになりました。どんな柄に
なるかワクワクしながら作った作品です。」
塩川 朝香さん
「好きな素材は手に触れてその感触を楽し
まれる塩川さん。ある日の活動で触って
離さない毛糸がありました。この毛糸の肌ざわ
りは格別のようで、手に取るとしばらくその
感触を楽しまれていました。両手でつまん
だり丸めたりとしばらく堪能した後布の上に
置いていきました。塩川さんセレクトのビーズ
もアクセントになりました。職員とのやりとり
も楽しみながら仕上げた作品です。」
北川 拡冶さん
「去年の文化祭でリードをした北川さん。
リードと言うのは、職員がいつもしている
「朝の会」の司会進行をすることです。去年の
リードが楽しかったので今年ももう一回する
ことに決めました。希望は水曜日。当日を
迎えるまでは、一日のスケジュールを一つ
一つ紙に書いていきました。リードする日
に来る友だちの名前や、日課の流れは全て
覚えている北川さん!発表当日は、大すきな
オレンジ色の服で通所され、堂々と司会を
行いました。」
佐伯 杏菜さん
「大ヒットした「鬼滅の刃」。佐伯さんも
大好きです。作品の話し合いをした時には
「炭次郎が書きたい」「鬼滅!」と伝えら
れました。選んだイラストをガラスに貼り、
太陽の光にすかしながら描き写していきま
した。力強い線や薄い線などが描き加えら
れるごとに味わい深いイラストに変化して
いきました。展示は最初の作品ですが、
原画は、何種類もあり、活動で、佐伯さん
の絵で塗り絵を楽しみました。」
武内 拓人さん
「一輪車に乗っている話を以前からよく
聞いておりそこから文化祭の取り組みが始ま
りました。この度ご家族の方がサイズアップ
した新しい一輪車を購入して下さいました。
最初はひだまりいろの前にある公園へ。
その時にはフェンスを両手で持って恐々
乗っていた武内さん。足がしっかりとは
地面につかないので、職員の手を持って
いましたが毎日乗っているうちに、手の
支えがなくても自分一人で乗れるだけでなく
ターンを描いて行き来が出来るようにも
なりました。笑顔の写真は好きなことや
得意なことの先にありました。」
岡田 悠実さん
「「職員が以前にしたようなコンサートが
したい!」と伝えられた岡田さん。歌う曲
は大すきな「涙そうそう」「夢をあきらめ
ないで」「ハナミズキ」の3曲。当日までに
自分でつけるリボンと、コンサートの盛り
上げに友達に使ってもらう楽器を作りまし
た。本番の日。みんなの前で曲紹介をした
後、優しい声で歌いました。2曲歌った後
少し休憩が入ったのでその間にサプライズ
で用意しておいた岡田さんへの横断幕と
花束の贈りものを準備!フィナーレは温か
い気持ちにつつまれた素敵な時間になり
ました。岡田さんから言葉です。「みなさん
聞いてくれてありがとうございました。」」
高野 秀義さん
「最初から「歌いたい」と伝えられた
高野さん。作品作りがはじまり、歌の練習を
続けてきました。録音機を身近で見ると緊張
したのか中々声が出ない日が続きました。
それでも高野さんの意思はかたく「うた、
うたう」と力強く伝え続けられました。
少しづつ歌えるようになったある日。友達
の好きな「ゲゲゲの鬼太郎」の曲を流すと
口ずさんでいたので高野さんと話し合い
友達の為にこの歌を練習。友達に届けた時
の音源をCDにしています。誰かのために
歌うことが1番の力になりました。」