11/29(水)文化祭3日目!

あっと言う間に3日目になりました。

訪れて下さった皆さまが作品から

たくさんのことを感じ取っていただき

嬉しく思います。

 

今日の作品をご紹介しますね。

 

 

岡本 直樹さん

「ゆうがたクインテッド」が大好きな岡本さん。

いろんな単語をたくさん伝えられるのが

日常の姿です。クインテッドのフラットさんを

岡本さんが書いた文字で作ってみようと、

作品作りをスタートしました。次々と伝えて

くれる言葉を職員が横でPCに入力していき

ます。スピード感もあり、A4用紙2枚があっ

と言う間にいっぱいになりました。その文字

を言葉にして楽しみながら色ペンでなぞり

ました。休憩したい時には文字が線になること

もありました。大好きな言葉と大好きなクイン

テッドを合わせたオリジナルフラットさんの

完成です。」

 

 

 

小河大記さん

「文化祭の話し合いがはじまり、色々な資材を

手に持ってもらう中でコルクの感触を楽しまれて

いた小河さん。他の資材を手に取ってもコルクに

もちかえて感触を楽しんでました。そんなある日、

目の細かい発泡スチロールを手に取ると、集中し

て触りこんでいます。そのうちに発泡スチロール

を少しずつ嬉しそうに砕き始めました。時々確認

するかのようにコルクの感触を確かめた後には、

発泡スチロールに持ちかえていました。

大きく砕く日や細かく砕く日もあり、爪が入って

いく感触も楽しまれていました。作品にこれまで

の時間が現れています。」

 

 

 

 

藤原 可奈さん

「何を作るか相談を始めた頃。絵の具を見て

笑顔になった藤原さん。好きな色を選び一緒

に用紙の上に絞りだしました。いつも嬉しい時

や、楽しい時には、とびきりの笑顔と一生懸命

に足を動かす藤原さん。楽しみながら色をつけ

ようと、足の動きで作品を作っていきました。

袋に入れたものを車椅子と足との間にはさんだ

らセット完了!藤原さんが笑うと足が動き、袋の

中では絵の具も動き、模様がついていきました。

直接足でけってもらったり、時には、ビニール

袋の上から手で感触を楽しんでもらった作品も

あります。1つ1つの模様をお楽しみ下さいね。」

 

 

 

原 朋花さん

「成人のお祝い会の時に着物がよく似あって

いた原さん。かわいい服が着たい!と親指を

立てて伝えられました。アイパッドを見ながら

相談をする中で「アリエル」 になることに!

アリエルの衣装は「青」ではなく「空の色」と伝

えられました。髪型も、服のデザインも自分で

選び、どこに付けるのかも目線と親指でしっか

り伝えられました。撮影場所も、もちろん原さん

のセレクトです。渋川へ向かい、海へ着いて

からは、風や温度を感じながらしっかり空や海

に目線を向けて、撮影しました。素敵なアリエル

ご覧ください。」

 

 

須江 しのぶさん

「お好みの雑誌やフリーペーパーを手にして指先

でパラパラとめくっていくのが須江さんスタイル。

紙がシールになると「めくる」から「剥がす」に

変わっていきました。剥がしたシールは、クリア

ボードに貼っていきました。貼り方、枚数も日に

よって違います。色付けには、ラッカースプレー

を使い、押しやすい方法を探しました。加圧

ポンプ式の色水噴射とラッカーの色が混ざり合い

色付けが完了。乾かした後に、貼っていった

「シールを剝がす」のが最後の工程です。貼った

ところ、はがしたところ、どちらも感じながら

ご覧ください。」

 

 

 

窪田 慎さん

「作る!ミシン!縫う!」したいことが決まっ

てたので、気になる素材を集めて一緒に縫う

ことからスタート。選んだ素材は、羊毛フェルト

と毛糸です。厚みもあって難しかったのですが、

毎日縫い進めていくうちに少しずつコツを覚え

ていきました。スタートボタンを押し、布ギリ

ギリいっぱいのところに狙いを定めてストップ

ボタンを押すのが上手になりました。布の端まで

いかず、その途中で針を止めて方向を変える日

もありました。毎日少しずつ糸を重ねて出来た

作品です。色とりどりの糸が重なり合うコント

ラスト、お楽しみ下さい。」

 

 

 

岡田 悠実さん

「外出企画でイオンに行った時、本屋さんで自分

で選んで購入したのが「四字熟語の本」でした。

好きな4文字熟語を紙に書き出したところから作品

作りがスタート。選んだのは「八方美人」!その

理由を尋ねると、本を開き「ことばの意味が好き」

とのこと。まずは習字で文字を書いて台紙にし、

ちぎり絵をすることにしました。ぽけっとの仕事で

ちぎり絵をする時には、新聞紙を使うので作品では

折り紙を使ったり、台紙の字は黒にして見やすく

したりと自分で考えています。小さくちぎった紙を

1つ1つ丁寧に貼り合わせ、重なり合わないのが

岡田さんスタイル。世界に1つの「八方美人」

お楽しみください。」

 

 

 

井口 千聖さん

「大好きな恐竜を作りたいと最初から決めていた

井口さん。自分で書けるものが花しかなく「自信

がない」と伝えられました。そこで得意の写し絵で

恐竜の図案を描き、ポスター印刷した後は、パーツ

をパズルのようにつなげました。「パズルは苦手

でやりたくない」と言われていましたが、職員と

一緒に並べていくうちにコツをつかみ自分の力で

恐竜の下絵を組み立てました。光にかざしてアク

リル板に写した後は、壁紙がはがれない様に、やす

り掛けを行いました。壁紙は色分けをした後ハサ

ミや手で小さくしています。箸の先につけたボンド

を綺麗に塗って下絵に貼っていきました。色には

陰影もあり、グラデーションになっています。」

 

 

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