楽しかった文化祭も、とうとう最終日を向かえ
ます。今日も多くの方が訪れてくださる予定です。
土曜日の今日は、職員でご案内をさせていただきます。
皆さまお気をつけていらしてくださいね。
吉田 明日香さん
「今年の文化祭は、自分の作った問題でクイズ大会を
ひだまりいろの仲間たちと行うことに決めた吉田さん。
もちろん司会進行は吉田さんです。自分で考えたクイズ
を出題し、テレビ番組の「芸能人格付けチェック」の
ようにAとBの部屋に分かれてもらいます。1番やりた
かったことは「正解の扉を開けること。」それを目指し
番組を作ることを目標に頑張りました。台本と問題文
だけでなく、番組名の作成など、当日までのスケジュ
ールを決めて頑張りました!当日は台本に書かれた
ことだけでなくアドリブで友だちに声をかけたり、皆
を盛り上げるための声をかけたりし、会場も盛り上が
りました。土曜日はテレビで上映します。」
新開 晶子さん
「ひだまりいろの皆に手作りカレーを振舞いたいと
企画が始まりました。事前に話し合った紙を見ながら
チャチャで買い物。隠し味にはヨーグルトを選びまし
た。自動精算機の使い方にも慣れており自分で袋詰め
まで行いました。クッキングではかたい野菜は職員と
一緒に、優しいタッチで切りました。鍋に入れたら
カレーを除きこみ、笑顔で優しく混ぜています。配膳
は全て新開さん。その日のお昼ごはんにもう1品、小鉢
にカレーが追加されました。皆に、今日のメニューを
マイクで紹介したら実食です!新開さんありがとう、
ごちそうさまでした。友だちから口々に伝えられた
時の笑顔は最高でした。」
原野 直樹さん
「「木、くぎ、かなづち」と伝えられ作品作りが
スタートしました。今年は何を作るかを先に決めず、
木を想いのままに組みあげていった先で、それが何
に近いかを考え、「電車」、「トラック」と決めて
いきました。時に大きくて硬い木を選び、くぎが
なかなか入らずボンドでとめたこともありました。
くぎが斜めになると右から、左からとかなづちで
やさしく叩き、調整したりもしていましたよ。時
には、力強く釘をたたきすぎて木が割れたことも
ありましたが、ボンドで付けて使いたいと言われ
そのまま使いました。くぎの1本1本までご覧下さ
いね。」
鳥山 幹太さん
「爆発的に歓喜する姿がとても魅力的な鳥山さん。
その喜びのエネルギーを形にした作品です。色々な
素材を触ってもらうと、ちぎっていかれ、それを箱
に入れていかれます。たまったかな、と思う頃に
ちぎった紙や綿などを手に取って勢いよくまいて
楽しまれました。自然に床に落ちていったので
それらをのり付けしていき、毎週ちぎっては、
まいてを繰り返し、楽しむ時間を重ねていきました。
職員や、友だちの反応を見るのも大好きな鳥山さん。
みんなが笑う姿、驚く姿を見ると、最高の笑顔が見ら
れます。楽しんだ時間を作品から感じていただけたら
と思います。」
平井 凱さん
「日ごろから内に秘めている思いがあふれている
平井さん。その思いをまとめ、自分の言葉を手に
取って見てもらいたいという原点に返り作品を作り
ました。現代アートみたいに言葉を飾るのではなく
手に取ってみてほしいと考えました。手のひらサ
イズでとの希望もあり、豆本に仕上げて、見てもらう
ことにしました。平井さんの言葉をそのままつづった
「宙(くう)泊(はく)」。題名は、「くうはく」が良いと
自然に言葉にされました。漢字は、「空白」…普通では
おもしろくない、いろんな受け止め方があるとの想い
から、別の漢字をあてて考えたのち、「宙泊」に決定
しました。手に取ってじっくり読んでみてください。」
高畑 和也さん
「「今年は作る!」と強い思いで取り組みました。
壁紙やカーテン生地のサンプルを指先でずっと触って
いました。僕は「貼るのも好きじゃけん」と、思い
思いに貼っていく中、自然に作品作りが始まりました。
好きな手触りと、そうでないものとを選びながら、気に
入ったものは大きな布に貼っていきました。床に広げて
座布団に座って貼ってみたり、時には、机を2つつなげ
て広げたりしました。裏面にボンドを丁寧につけてひっ
くり返して貼る方法です。どんどん貼っていくうちに
想像していた大きさより、ずいぶん大きな作品になり
ました。シンプルな材料で、シンプルに貼る。そうで
ありながらも、圧巻の作品です。」
織田 量子さん
「一度塗り始めると集中して塗り続ける織田さん。
文化祭の話し合いが始まると、紙に布に、プラステ
ィックに、自分で塗り始めました。何度か文化祭
でも取り組んだ「塗る」の手法ですが、今年は厚
めの布にクレヨンとチョークを使ってどんどん塗り
進めていきました。塗ると現れる1つの模様。模様
と模様の隙間を探しては、それを埋めるように塗って
いきます。黒字にチョークがよく映えるので、塗っ
ていないところが少しずつなくなっていきました。
その後は、裏返して黒地にし、また塗っていきます。
こすれ具合や色使い織田さんならではの味のある
タッチをご覧ください。」