1~3歳ごろには極端に好き嫌いをしたり、食べなくなったりすることがあります。
自分の気持ちがだんだんとはっきりしてきて、周りの色々なものへの興味が広がり、食べることに集中できなかったり、発達のサイクルで食欲のない時期だったりします。
ある日「食べさせたら吐き出した」・・・。だからといってそれをすぐに「この子はこれが嫌い」と決めないで何度も語りや味を変えたり、場所を変えたりしながら根気よく挑戦してみて下さい。
昨日食べなくても今日は食べたり、スプーンで食べなくてもお箸にしたら食べたり、お父さんが食べさせたら食べたり…と、気まぐれなのがこの年齢の特徴です。
また、ムキになって食べさせようとすると威圧感を敏感に感じ取り、余計に食べなくなったりするので、無理強いしたり叱ったりしないで「楽しい食事」の雰囲気を作ってあげるといいですよ。
今は周りに食べ物があふれていて、食べることに執着を持たない子や、間食の取りすぎが変色や食欲不振につながっていることも多くなりました。
何でもおいしく食べるにはお腹がすているのが一番です。
離乳食を進められている方は、なるべく薄味で色々な味のものに慣れさせましょう。
また、「噛む力」を身につけるのもこの時期です。
小さく切るよりもよく煮たり茹でたりして、柔らかくし、舌や歯ぐきで押しつぶせるようなものをあげるといいですよ。
目先の変化をつけながら、いろいろな食べ物との出会いをさせてあげて下さいね。(食卓に座っていられるのは30分が限界です)
10月の遊びカード「紙コップクラッカー」
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