あまりにも多くのお客さんが来てくださったので
最終日の作品紹介が遅くなってしまったことを
ご了承くださいね。昨日からのことを少しご紹介
させていただきます。
金曜日。「自分の作った歌」を発表した方が
おられます。ご家族の方の前でうたいました。
「 …♪ ぼくがうたをすきになったのは
おとうさん おかあさんのえいきょうです…♪ 」
ラップ調にも似たリズムに合わせて口ずさむ
歌詞には想いがこもっていましたよ。
最終日の今日はどんな日になるか、土曜日の朝。
ワクワクしながらひだまりいろに到着しました。
土曜日の一般公開では、多くの方が来て下さる
ので会場を広く使って展示しました。
今日だけで137名、1週間では211名の方が
来所されました。
平日は並べることが出来なかった作品も、
ダイナミックに展示することが出来、お客さん
からも 多くの反響をいただきました。
あたたかいお言葉だけでなく、
私たち職員が利用者さんとともにした
感動を
一緒に感じてくださり、
涙をうかべて下さった方も多くおられ、
どれだけも気持ちを受け取りました。
今日のためにと、活動で作って来た商品も
多くの方の手に取っていただきました。
4年前。コロナが流行り始めた頃にみんなで
作ったアマビエさん。今日はお客さんの子ども
さんが、毛糸をかぎ針で編んだものをアマビエさん
に届けてくださいました。居合わせたお客さんも
一緒に「増毛タイム!」
こんな嬉しいことってあるでしょうか。
コロナ禍では直接お会いする機会が減った
この期間でしたが、会えなくてもつながって
いることを実感した1日になりました。
チケットも壁紙サンプルのいただきもの
で作っています。
お客さんから「作品にはお金がどれくらい
かかっているのですか?」と尋ねられましたが、
いただきものを使っているのでおおよそ全ては
廃材と言われるもの、無料です。
多くの方から資材がこれだけ集まることは
決して当たり前のことではないということ
を改めて感じています。
画材バンクからのおすそわけはこの1週間の間に
50袋ほどが、お客様の手にわたっていきました。
おすそわけボックスは 午後には空になりました。
ゆずって下さった多くの方に感謝の気持ち
でいっぱいです。
ありがとうございました。
最後に。
「ひだまりいろは、お互いにひとが育ちあう
場所だね」とお客さんに伝えていただきました。
利用者の方と。職員と。そこからつながる
全ての皆さまと。
これからも時間を重ね、こころの通う関係を
じわじわと広げていけたらと思います。
皆さま、また遊びにいらして下さいね。