2020年12月01日
できごと文化祭2日目!
この写真は、お店の写真です。利用者の皆さんが
作ったものを販売しています。今年の新作から、
定番の商品まで、お客さんに手に取っていただいて
います!さて今日は7名の方の作品をご紹介しますね。
最初の作品は登森 美香さんです。
「お菓子の袋を両手でもみほぐしたり、
引っ張ったり、しわがつくまで触ったりするのが
大好きな登森さん。スズランテープをお菓子の袋の中
に入れ、糸と一緒に触っていくにつれ出来たのが
今回の作品です。しわのつき方、糸のからまり方
色合いを合わせてお楽しみ下さいね」
山根 雅都さん
「山根さんはピカチュウが大好きです。今回は大好き
なピカチュウを作ってみようと作品作りが始まりまし
た。風船を膨らませ新聞をボンドで張り合わせていき
ました。最初は風船がしぼんだり割れたりするハプ
ニングもあり何度目かの土台作りでは山根さんも
慣れた手つきに!皆さんに「見て~」と本体を掲げて
見せてくれる場面が何度もありました。目鼻、口、
ほほを自分で貼り付けて完成した顔は何とも愛らしい
世界に1つだけのピカチュウに仕上がっています。」
東 野乃花さん
「今回はウエデイングドレスが着たいというところ
から作品作りを始めました。もちろんお相手もいます。
まずはお相手作りから!自分の体で形どりマジックで
顔や服を書き込みました。衣装は白のタキシード。
胸には赤のバラが刺さっているそうです。結婚式当日
の日は、お化粧から始めました。あかねルームから
入場し、皆に拍手をもらうと東さんの目には涙が
あふれていました。自分で作ったウエルカムボードを
見ていただき、式の感動が皆さまにも伝わればと
思います。」
新開 晶子さん
「作品作りの話し合いをした時に「戦国武将が好き」
「切り絵がしたい」と伝えてくれた新開さん。たく
さんの戦国武将から本居宜長を選びました。千代紙
をハサミで切って武将のまわりに貼り付けました。
本居さんの名言の中から「人の情の感ずること恋に
まさるはなし」を選びました。筆ペンで書き上げた
味のある字も一緒に御覧下さいね。」
西山 巧真さん
「学校時代に作った干し柿が作りたいと作品作りに
取り組みました。最初に渋柿の皮を1個ずつピーラー
でむきました。最初はピーラーの使い方に慣れず
皮をつかむことが難しかったのですが、1つ、2つと
むいていくにつれ少しずつ上手になりました。10個の
柿をむいた後スズランテープの青色を選び、職員と
一緒に結び、1週間後に干した柿を丁寧に揉みました。
おいしそうに出来上がった干し柿をご覧下さい。」
原 朋花さん
「「何を作る?」と相談した時に“キラキラ”という
言葉で親指がピンと立ちました。“キラキラ”する何か
を一緒に考えることから始め、ミラーボールをイメ
ージして、ランプシェードを作ることにしました。
ボールにティッシュを張った後、その上からレース
を張っていきました。乾かすときにドライヤーを
持つとその振動を感じ笑顔を見せてくれました。
最後にガラス絵具を流して色を付けました。電灯を
入れると“キラキラ”する光と色のコントラストをぜひ
ご覧くださいね。」
山本 翼さん
「利用間もない山本さん。通所した初日に、ひだまり
いろに飾ってあったCD版の作品を見て「これが
作りたい」と言われました。透明のCD版を用意
すると、マジックで次々と作品を仕上げていきま
した。コロナの記事から始まり南海トラフ地震に続き
仕事先のパン屋さんのイラストへとつながります。
「平手造酒(ひらてみき)時代劇」という創作時代劇
は、絵も字もオリジナルの物語。皆さんも山本さんの
世界に束の間浸っていただけたらと思います。」