皆さまおはようございます!
初日の昨日は…
見学して下さった方からかけていただ
くひと言に、そして作品を見て下さる
眼差しに、たくさんの気持ちを受け取
りました。ありがとうございます。
では、今日の作品ご紹介に入りますね。
登森 美香さん
「送迎の途中で通るダイレックスは壁が
かがみになっています。信号で止まると
友だちと一緒にかがみの方を見ながら
あたたかい時間が流れます。作品作りで
好きなことを探している時にも、かがみ
をじっと見る登森さんの姿がありました。
送迎の時のことも思い出され、かがみで
作品づくりを始めました。鏡シートを
見たり、人さし指で押さえたり並べたり
していきました。むこうの姿をのぞき
こむようにして見ていただき、送迎車の
中での楽しみをおすそわけ出来たらと
思います。」
鳥越 裕紀子さん
「投げるのが大好きな鳥越さん。その時の
表情はとても嬉しそうです。文化祭で何を
するか相談を始めた頃、紙を渡すと
クーピーの赤を選んで〇を描いてはその
うちにクーピーを投げて楽しんでいました。
紙ではなく、板を渡した時からは、
クーピーを手に取り〇を描いたり、たて
に長く線を描いたり、時には塗ったりと
集中して描き始めました。自分で色を選び
何日もかけて描き上げました。板の風合い
になじむ、鳥越さんのすてきな色づかいを
お楽しみください。」
香本 康統さん
「描きたいモチーフをどんどん描いていく
スタイルの香本さん。作品作りがはじまっ
た当初からカラーペンを使って次々と
描いてました。「かくかく!」何度も出て
来たのはこの言葉。今年の文化祭では全版
サイズの大きな画面に思い切り書きました。
色がはみ出さないよう、時には1本のポスタ
ーカラーを両手で持つこともありました。
慎重に書いて仕上げています。作品は、
重厚さの中に繊細さを織り混ぜたものに!
独自の世界感は観る人を惹きつける魅力に
もなっています。」
月曜日に目を書き入れ作品が完成して
います。ぜひ見に来てくださいね。
山本 翼
「自分の曲を˜音色で奏でたかったその
歯笛やオルガン伴奏のみだけの音声をCDに
落としたのを是非とも皆様方に披露を
広めたかったと言う˜理由が有った為
このようなCDにしてみるのはどうなのかと
思った。これだけの一枚のCDに納め
られたと言うのは、みるみるうちにとても
いいCDの作品に仕上がった事に
感激してる・・・」 山本 翼さんより
どこからともなく聞こえてくるのは山本
さんの歯笛。自分で歯笛をレコーディン
グしたいと、計画を立てました。
キーボードで楽譜なしで弾けた六甲おろし
と、お百姓の歌。まずはそれを音源に撮り
その後、それを流しながら歯笛を吹きつつ
さらに音源に撮りました。完成したオリジ
ナルCD!ジャケットのデザインはもちろん
山本さん作。パソコンを使って作成してい
ます。
須藤 智也さん
「好きなものを見つけようと色々取り組んで
いる時に、CDとユーカリの葉っぱを抱き寄
せるように持ち、ユーカリの葉は嬉しそうに
ちぎっていた須藤さん。CDの方は、キラキラ
光る裏面が特に好きであきることなくずっと
見て楽しんでいます。手放すのが名残惜しい
日もありました。ユーカリの葉っぱは、毎日
大事そうに抱きかかえ、触ったりちぎったり
していきました。その時の須藤さんの気持ち
や気分も葉っぱに表れています。毎日の積み
重ねである集合体はもちろん、葉っぱ一枚一
枚まで楽しめる作品になっています。アクセ
ントにずっと触って来たCDをそえて。」
小林 裕太さん
「キャラクターの中ではスポンジボブが好き
な小林さん。ボブの色付けは道具を使わず、
布に色を落とし、布と布をすり合わせて色を
つけました。ぬりむらが小林さんならではの
味になりました。最初の作品が平面のボブ!
そして…次に挑戦したのは立体ボブ。まずは
お店にスポンジ選びに行きました。いろんな
スポンジがあった中で手に取って放さなかっ
たのは、スポンジボブならではの黄色の大き
なものでした。目も鼻もすべて小林さんの
オリジナルデザインです。」
鳥山 幹太さん
「作品作りの道具。たくさんの種類の中
から選んだのは大きな筆。におってもら
った墨汁でした。筆と墨汁と言えば習字!
今年は習字に挑戦することになりました。
いろいろな種類の紙の中から、何度も手
に取るのは大きなロールの紙でした。縦に
紙を置いて書くと、横に横にと書いていく
姿が。横に置くと、自分で少しづつ紙を
ずらして書いていきます。書き始めは大き
く腕を動かし集中して書きました。書き
終わりの合図は筆で何度もトントンと墨を
押し当てた後、職員と目線を合わせ満面の
笑顔で伝えられます。ダイナミックな筆の
動き、墨のしぶきまでをお楽しみ下さい。」
西山 巧真さん
「音楽が大好きな西山さん。今年は宇多田
ヒカルの「サクラドロップス」のアレンジ
曲が作りたいと作品づくりがスタートしま
した。【サクラの様子を歌いたい】と伝え
られ、桜について調べました。タブレット
やパソコンを使ったり、自宅ではアレクサ
を使って調べたりもしました。とある日
桜の木を触りに向かいの公園へ行き、木の
様子や、手触り落ち葉の状態までしっかり
全身で感じました。歌の中に「春・夏・秋
・冬」のフレーズは入れたいと、考えて盛
り込みました。桜茶も飲み、桜のイメージ
を膨らませながら出来た1曲です。」