お天気が味方をしてくれた最終日!
これからお客さんをお出迎えしていきます。
皆さまのお越しを楽しみにお待ちして
います。
原野 直樹さん
「日頃から折り紙で輪飾りを作ったり、
ステキなイラストを描いたりするのが好き
な原野さん。相談の中で職員から、スクラ
ッチアートを提案してみました。「いいね
!」の一言で挑戦することに決まり、紙の
サイズを選びクレヨンでの色を塗っていき
ました。下地には何種類もの色を使ってい
ます。黒いクレヨンで塗りつぶしたキャン
パスに描いたのは「海のいきもの」。他の
絵は、ひだまりいろの職員をイメージして
書いたそうです。仕上げには大好きな木片
を使ってフレームも作っています。」
藤原 可奈さん
「文化祭の話し合いでは、パソコンを見な
がら作りたいものを相談していると、おは
じきを使って作ってあったガラスドームの
灯りに目線が。それならおはじきを作れな
いかと作品作りが始まりました。好きな色
のビーズを選び、アルミカップに数粒入れ
てオーブンで焼きました。完成したオリジ
ナルおはじきをドーム型の容器に貼ってい
きました。どこに貼るか、電気の光に照ら
して見てもらい、選んでもらいながら仕上
げました。おはじきの透明の部分やすき間
から光がもれて、温かいライトが完成しま
した。」
新開 晶子さん
「戦国武将が好きな新開さん。歴史ある天城
のことを一緒に調べることから始めました。
天城の史跡や、歴史上の人物をパソコンで
検索すると佐々木盛綱さんの画像をじっと
見ている姿が。外へドライブをかねて天城の
史跡をたどりながら、自分で写真を撮って
まわりました。ある日は盛綱橋で佐々木盛綱
さんの像を見ながらスケッチもしました。
何枚も描きましたが、どの顔も全て笑ってい
ます。最後に、新開さんお気に入りの写真を
選び、地図に載せていきました。「もりつな
さん」が紹介してくれるオリジナル藤戸マッ
プの完成です。皆さまぜひ1度天城、藤戸の
地をめぐってみてください。」
平井 凱
「小説が好きで家でも書いているのでひだまり
いろでも書こうと思ったそうです。キャラクタ
ーの設定から小説の内容まで全て自分で決め
ました。皆さんが想像しやすいようにとキャラ
クターの参考画像や性格設定にまでこだわって
作っています。活動中だけではなく、家を含む
日常生活の中で考えながら過ごしたこの期間。
修正したり言葉使い1つにも悩みながら書きま
した。来年もこの続きがしたいとも話していま
す。」
平井さんより
人の言葉にできない複雑な思いもあったりして、
少し考えたりする部分もあって面白い作品に
なっています。三人の何気ない会話に注目して
みてほしいです。
曽我 まなほさん
「文化祭の相談を始めた頃、たくさんのことに
挑戦しました。楽器の演奏をしている時、トン
トンという曽我さんならではのリズム打ちを
聞かせてもらう中で、それなら次は…と釘と
トンカチを準備しました。トンカチを手に持つ
と板に一生懸命に向き合う曽我さん。釘を持つ
時に、親指と人差し指ではなく、親指と中指で
釘を持つところが曽我さん流。優しい力で
トントンと釘を打ち付けます。その後に、
様々な色の糸を釘に結び、自由に糸をかけて
彩りました。糸の向きや力加減が日によって
違い、毎日作品が変化していきます。この日
までの積み重ねで、世界に1つの作品に仕上
がりました。」
見高 愛梨さん
「触っているときには、手から離すことの多
い見高さん。でも綿はちぎったり、ほほに近づ
けたりと、積極的に触りごこちを楽しんでいた
ので、今年の作品は綿を使うことに決めました。
手につくのが苦手な面もありますが、チョーク
を持ち、画用紙に自分から力強く色を塗り始め、
あっと言う間にチョークの粉でいっぱいになり
ました。もちろん、手が汚れても構いません!
ちぎった綿とチョークの粉をジップロックに
入れて袋の上からさらに感触を楽しみながら
もんでいき、綿に色をつけました。完成した
優しい色の綿を少しづつ細長い袋に入れまし
た。選んだ黄色の糸はアクセントになって
います。」
吉本 剛士さん
「落ちたり転がったりするのが大好きな
吉本さん。ビー玉や絵の具が落ちると笑い
が起こります。タライに落ちたものが
まざり合い、色がつき、さらにその中で
「コトン」「ゴン」「ガシャン」と音が
するのもツボ。吉本さんが笑うと周りの
皆も笑います。楽しみながら完成していっ
たパーツを使って、笑いがたくさんつまっ
た「クスクス玉」が出来上がりました。
作品には、やりとりを楽しんだ毎日がつま
っています。」
足元にはくす玉が割れて中から
清水 陽介さん
「今年は「ONE PIECEの船がつくりたい」
と 作品作りがスタートしました。初めに
図案やどのぐらいの大きさにするか考えま
した。「自分が乗れるぐらいの」と嬉しそう
に話していました。資材選びでは悩んだ結果、
段ボールを選び、それに切り込みを入れ、
組み合わせていきました。それを使って船の
形を整えた後、船の中に、たくさんの段ボー
ルを折って入れ、強度をもたせ、とうとう
乗れるようにまでなりました。最後の帆作り
ではガーゼにスプレーを吹きつけ4色のガーゼ
を縫い合わせました。縫い方にもご注目くだ
さいね。縫い合わさった帆にオリジナルの
ドクロを書き入れて完成です。」